なんかチャチいタイトルであるが、監督は「ウェストサイド物語」や「サウンド・オブ・ミュージック」のロバート・ワイズだったりする。
結論から言ってしまえば傑作である。幽霊屋敷モノのくせに肝心の幽霊が画面に出てこない。全て効果音と見せ方で通してしまっている。分かって作ってるなぁ。
最初の夜の時点で結構ド派手な事をやらかして、「え?ここでこんな事やって後が続くの?」と思っていたら、そのままテンション続きっぱなしでラストまでぶっちぎってしまった。
さりげなく揺れる観葉植物や、わざと歪みの生じるレンズを使って画面の端を歪める等、一見して気づかないような所にまで気を遣っている。CGなんて無い時代だから全て人の手をやるしかないのである。だから私は白黒時代の映画が好きなんだ。
Rating : 10 / 10
追記:映画ファンの従兄弟殿に「実際問題、幽霊モノなのに幽霊が画面に出てこない映画ってこれ意外にあるんスか?」と訊いてみたところ、すぐには出てこないとのこと。今見ても全く古さを感じない。