「ドラクリウス」「ひめしょ」のシナリオライター藤崎竜太が関わっているのでキープしておいたけど、アニメ化もされたから藤崎節の下ネタギャグは自粛してんだろーなー。
と思った俺がバカでした。
「お兄ちゃーん?突然だけど、ツルツルロリマ○コのお届けなのよー?」
楽園の前半は藤崎節全壊の下ネタ上等コント、個別ルートの後半に突然シリアスでハードな展開にドカンと落として来るパターンです。それぞれハッピーエンドが用意されているのでご安心下さい。
各個別ルートへの突入は、ゲームを進めると出てくる二択のどちらかを選ぶかで「突入」or「スルー」を選べます。全部スルーすると強制的に榊由美子ルートに突入。かと言って由美子ルートでアレやコレやの設定回収がされる事はなく、それは次作の迷宮以降に持ち越されます。各ルートそれぞれハードなのですが、何をもってどれだけハードなのかは個人差がありますので、選択肢でセーブしておいて好きな順序で攻略していって問題ありません。参考までに、アニメでは「みちる→由美子→幸→蒔菜→天音」の順番でした。たぶん無難な順序です。
迷宮においては、各キャラクターのエンディング後のアフターストーリー・エロに特化したデイブ教授コーナー・ボツネタを引っ張ってきたらしいショートショートコント集・メインとなる主人公の過去を描いた過去編が収録されています。過去編は思いっきり引きを作っていますので注意。また、この過去編では前作果実においてヒロイン全員の問題を解決したというif設定を前提として話が進みます。
楽園においてはもはやメインシナリオはエロゲーを捨て、エロ要素はデイブ教授コーナーと、クリア後に出現する楽園Afterに丸投げという潔さ。嫌いじゃないです。メインシナリオ・デイブ教授コーナー・楽園After以外に、主人公が学校に転校してくるまでを描いたプロローグ編が収録されています。
シナリオライターの藤崎竜太は「藤崎節」とも言うべき強烈な個性を持っている方なので、まあ3部作やっとけ?後味もいいし。
Rating : 9 / 10
アニメ版についても言及しておきましょう。
もともとアニメ版は果実~迷宮~楽園三部作をアニメ化するという前提で製作されたらしく、よって迷宮で登場した「全員救うif世界線」の果実が展開されます。しかしながら地上波アニメの限界により、果実前半のコントの乱打はほとんどカット。早々に個別ルートに突入します。そんでもって各ヒロインを救っていく訳ですが、そもそも相当アクの強いキャラである主人公の風見雄二の掘り下げにまで手が回らず、「何か知らないけど次々にクラスメイトの問題を解決していく高スペックな登場人物」的な存在になってしまっています。これは本作に限った話ではありませんが、もともと厖大な量のテキストで描く話を30分枠のアニメで再現するために削りに削り、「迷宮」「楽園」含めて何とか詰め込みましたといった印象でした。それでも話としては通じますので、アニメから入った人はWin版をプレイして藤崎節の前にポカンとしやがって下さい。
アニメも頑張りましたけどね。裸を謎の光線で隠すとか。湯煙で隠すとか。ぱんつ丸出し多数とか。主人公の部屋で某キャラがオナニーしてる場面再現とか。