http://sakusya.daa.jp/music/disk0_17.html


番茶(番茶イメージ画)×(作者イメージ画)作者

これはひどい その17

 チャットのログをそのまま転載したライヴ・レコーディングなので、一部にお見苦しい点がございます。


V.A. / The Music of Mexico

番茶:で
番茶:どっちからいきますか

作者:とりあえずですね

番茶:あ、コンバンワ番茶です。

作者:あ、コンバンワ作者です。

番茶:ついに引っ越しまして。

作者:ついに転職活動を開始しまして。

番茶:東京と千葉でこんな会話できるなんて情報化社会ってすばらしい
番茶:そしてサラリと凄い情報を漏らさないこと。

作者:(´ω` )ハーイ

番茶:まあ文明の利器を利用してやってることは酷い音楽への罵倒ですからね

作者:さてそれでは、ここで

番茶:なんでしょ

作者:読者からのお便りを。

番茶:Σ(・ω・ノ)ノ

作者:今度はヒッカケじゃないぞ。

番茶:マジスカ
番茶:ついにクレームの嵐ですか!?ですね!!

作者:ではまずー
作者:徳島県(推定)にお住まいのミグエル・清水さん(仮名)から

「どうでもいいこと思い出したんですけど、ロード第二章はメンバー全員が手話をやってるというキモイPVですた。某匿名希望さんですた。」

番茶:うっひゃあ

作者:手話。

番茶:これまた凄い情報ですが

作者:手話と言えば、怪しい宗教に身も心も捧げる前、どこぞの大物歌手と共演した X-JAPAN の Toshi がやっぱり手話っぽい事をしてましたが……

番茶:なんというか、対象が手話だけに批判しずらいところがありますが

作者:まあ何と言うか、せめて歌詞だけでも、歌詞だけでも判ってもらおうというその姿勢
作者:それはいい。

番茶:「初めてなの・・・」とうちあけた夜
番茶:これを伝えたいが為に手話で。

作者:「おっぱいいじるだけで何もできない」(大意)
作者:を伝えたいために手話で。

番茶:いやもう結論から言えば死ぬべきなのは我々ですがね!(まとめ)

作者:ロードの影響がこんな所に。

番茶:(゚д゚)次のお便りあるのかね?

作者:ええとーじゃあ次。
作者:テイフカ2通来てたんですが、もう1通。
作者:これは埼玉県(推定)にお住まいの、小野 吉権三郎さん(仮名)から

「おまえら全員皆殺しだ」

作者:(´ω` )………………。

番茶:とりあえず自分がどの糞バンドのファンなのかを自己紹介してから、手近な小学校に刃物片手に乱入すればいいじゃないか(不謹慎

作者:まあ何だ。
作者:貴殿にはカメラを持って例の Tsunami 被災地へ行き、ゴア・グラインドのジャケに使う写真を撮影してくる任務を命ずる。NASUM のボーカリストRIP。
作者:じゃあ場が和んだことだし本編へいきましょーかね。

番茶:なごんでないぞ

作者:和んだことにしておこう。
作者:それでは、なにぶん久々なのでまずはライトに、番外編として「あの国」の音楽をゆっくり鑑賞することからやってみましょうか。

番茶:おうよ

作者:これはですね、アメリカの中古屋で発見した「メキシコの音楽」(邦訳)なんですが

番茶:アメリカに行かれたんですか

作者:東京と千葉で会話できる技術の応用ですよ。明確にはネットでよく利用してる米国の中古ショップから個人輸入。

番茶:にゃるほど
番茶:ほんでは早速

――**1Felicidad

作者:ふぇりしだー

番茶:ふぇりしだ〜

作者:まったり聴きつつ、総再生時間に注目していただきたい。
作者:28分。

番茶:え、ええ・・・

作者:ちなみに記載されているのは曲名のみ、演奏者が誰なのかは書いてありまそん。

番茶:ふぇりしだ〜〜〜〜〜ああぁぁぁ・・・
番茶:わかりやすく言えばカントリーな感じですが

作者:そうですね。この曲はカントリーみたいな感じで
作者:ふぇりしだー

番茶:ふぇりしだーーーああああーーー
番茶:ギター2本とフルートと、素朴な感じで・・

作者:何と言うかまあ、重箱のスミなんですが、漏れもこの曲を聴いている時は「こんなもんかー」と思って4ドル88セント分楽しもうと思っていたのだが……

番茶:ええ。私も「こんなもんか」と思っている最中ですが
番茶:・・・

作者:この曲に関してはまったく普通のカントリーナンバー(演奏者不明)なんですよね。
作者:ふぇりしだー

番茶:Σ(´ω` )その前振りは・・
番茶:ふぇりしだーーー
番茶:終了

――**Corazon Angustiado

作者:これもまたまったりーの。

番茶:・・・ふつうにママーリ
番茶:ボサノバチックな

作者:しかしよーく聴くと、なーんか違和感が。
作者:ベースっぽい動きをしてるギター、少しズレてないか。

番茶:(´Д`)・・・

作者:今のギターのじゃんじゃんじゃん
作者:少し走ってなかったか。

番茶:いや、、まあ多少素人チックではあるが、ぜんぜんまだ聞ける範囲では・・

作者:もちろん聴ける範囲ではあるものの、一度気になりだしたらアウト。
作者:この「聴けるが気になる」という絶妙なバランスが……
作者:そしてフェードアウト。

番茶:いきなりなフェードアウトだなおい

――**The Shadow of Your Smile

作者:これもまたまったりーの。そしてマリンバ。

番茶:あなたの笑顔の陰

作者:いいですか、メキシコと言えばマリンバですよみなさーん。決して怪しいメタルでもグラインドコアでもありませんよー。トランペットの音が割れてませんかー?

番茶:は・・激しくわれてる
番茶:きっとマイク近づけすぎてどうにもなんなくて
番茶:ミックスダウンの時に苦肉の策で音下げたんだ

作者:わたくしもう現役を離れてだいぶ経過するのでアレなのですが
作者:ペットってジュース詰まってもこういう音になったっけ? なんかうじゅるうじゅるって感じの、割れた感じの……
作者:そして、いきなりフェードアウト(2秒)

番茶:Σ(´Д`)また唐突な

――**Sueno De Amanecer

作者:何をそんなに急いでフェードアウトするのやら。
作者:この曲もフルートとギターのアンサンブルがまた微妙に、聴ける範囲でズレているという

番茶:なんかサンプル盤みたいな雰囲気なんですが>フェードアウト

作者:どこにもサンプルなんて書いてないし

番茶:個人的には、深すぎるボーカルのエコーが「宇宙!」を思い起こさせます。

作者:私もレーベルから横流しされてきた(邦訳:無料プレゼントキャンペーンに応募したら送られてきた)「サンプル盤」ってのを持ってるんですが、あれ、CD盤面に……
作者:またフェードアウト……

――**A Taste of Honey

作者:なんか自信なさげなホーンの音……

番茶:だんだん音源の歴史が遡ってないか!?
番茶:激しくスイング

作者:そして、この曲は知ってますよね。

番茶:いやあご存じありません

作者:ピッチがズレているという事は素人耳の私にもわかった、今のホーン。何だろう……トロンボーンかな。入ってから音を探してないかこれ。聴ける範囲内で。
作者:で、サンプル盤ですよ。
作者:CD盤面にSAMPLEと刻印されており、また、帯のバーコードの上に「サンプル盤」……あ、音外した。
作者:「サンプル盤」のシールが張ってある以外は

――**Palabra De Mujer

作者:販売品と同じなんで、サンプルだからと言ってブツ切りって訳じゃないんです。少なくとも日本では。

番茶:一昔前にはクラシックでそういうのを聞いた覚えありますが

作者:クラシック界隈ではカット&ペーストするのか……

番茶:なんせ一曲が長いモンだから
番茶:・・・しかしこう、「メキシコの音楽」って大上段からきてますが

作者:ええ。

――**Tijuana Taxi

番茶:あ、これ知ってる

作者:逆に小生は知らなかったなぁ。
作者:っつーか、この
作者:「ブー」

番茶:Σ

作者:ふいに挿入される「ブーーー」

番茶:タクシーですから、クラクションなんですよ

作者:ああ、そうか……そうですよね。クラクションなんですね。
作者:ブーーーーーーー

番茶:Σ

作者:もう少し上品に「パッパーン」とペットでこう
作者:ブーーーーー
作者:屁じゃねぇんだから!!

番茶:(´Д`)

――**Se Que No Volveras

番茶:この雰囲気なんか覚えあるとおもったら
番茶:あれですよ、深夜のNHK

作者:NHKの深夜のアダルティな歌番組?

番茶:いあ、日曜にやってるやつ。世界の風景を写しつつ、その御国の音楽を延々と

作者:ほほう。そんなものが。

番茶:引きこもり向けの放送をしてるわけですが。

作者:それによく似ていると。

――**Spanish Flea

番茶:・・・スペインの蚤?

作者:確かにまあ、なんかこう、ノミの動きをコミカルと解釈してみると
作者:この何と言うか、蚤。

番茶:トランペットとダブなドラムでコミカルですが、なんか場合によっては死に至る病を振りまく蚤

作者:なんかところどころでハモったりハモらなかったりするのはもちろん譜面がそうだからですよね。

番茶:ここまでコミカルに・・・

作者:じゃあラスト。

――**Lamento

番茶:・・・・ギターソロ。

作者:そしてバイオリン。

番茶:さだまさしさんですか?

作者:唐突に何か入ってきましたが……

番茶:う ちゃ ちゃ ちゃ たyん♪

作者:また……

番茶:う ちゃ ちゃ ちゃ たyん♪
番茶:その合間のメインフレーズは切なさ抜群なのに・・

作者:全て台無し。
作者:ちゃちゃちゃちゃ、ちゃん〜

番茶:う ちゃ ちゃ ちゃ たyん♪

作者:うちゃちゃちゃ、の頻度が高くなって参りましたが

番茶:う ちゃ ちゃ ちゃ たyん♪
番茶:しかも徐々に気合いが入ってきてる

作者:最後はちゃちゃちゃ、ちゃん
作者:「ちゃ」が1回少ない。

番茶:(´Д`)・・・・

作者:さておしまい。
作者:まあ何と申しますか、聴いて聴けないことはないのですが、この「聴けないことはない」というあたりがポイントでして

番茶:これひど的にはレヴェルの高いところですね
番茶:玄人向け

作者:「メキシコの音楽」という何の変哲もない怪しげなコンピレーションまでこのザマですよ。

番茶:あくまで 前 哨 戦 ですし。
番茶:ショートケーキで言うところのイチゴですよ。


解説

 メキシコはオーバーグラウンドまで深い!!
 と、大上段にぶちかますつもりはありませんし、よくよく見たらこれは「パスポート」というレコード会社だかシリーズ名だか知らないがそのブランド名で、製造はカナダだそうです。たぶん電車の駅の構内で500円くらいで売ってるCDの海外盤なんだろうなと思いつつも、演奏がド素人っぽいのは何故なんだろう。やっぱり予算がなかったからかしらん。録音時間と言い演奏と言い、その煮えきらなさがサイコーでありました、はい。


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